群青色のカケラ

オリジナル創作とか日常とかひとりごととか。

あーやっと天気がからっとしたね。
夏しあわせ。
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 愛しいあの人は、いまだ眠り続けている。
 ガラスケースの中の歯車。

「うるさい。お前は俺を壊そうとした。だから正当防衛だ」
「どんな理由があれども、機械人形が人間を傷つける行為は、廃棄処分の対象になるのだよ。君ほどに優れた高性能アンドロイドを、無残な金属片のスプラッタに変えてしまうのは、非常に残念で心が痛むことなのだが」
 言葉とは裏腹に、目の前に立つ男の表情や声色には、一切の憐みも惜別の思いも無いことは明白だった。それどころか、緩められた唇からは、くすくすといかにも愉しげな笑いさえ零れている。
「教えてくれ。あいつを、チェリスを殺したのは誰だ」
「その言い方は間違っているよ。彼女は殺されたわけではない。壊されただけだ」
 ガラスケースの檻の中で、外の空気が泥のように重く感じた。
 そんな些細な言い回しさえ、皮肉を込めて訂正する、この男の嗜虐を激しく嫌悪した。
 自分は確かに機械人形だ。しかし、その機械人形を自らの手で生み出し、見下して戯れる、そんな人間が創造主だというのなら、そんな人間に虐げられている自分達機械人形は一体何なのだ。

スレイヤーズまじ最高だ。

・トランプゲームをしているルチル達
窓の外に見えるのはガラスの搭
100年ごとの記録をとるコンピューター・タワー。
ルチルはそのために生まれたアンドロイド。

「もうすぐ三人目の仲間が目覚める」
「三人目?」


俺達は、あのガラスの搭の『鍵』として造られた。
一人ずつそれぞれ役割がある。

だけどもし、人間が消えてしまってアンドロイドだけが残ることになったら、どうなってしまうのだろう。
人間の意識や記憶をコピーして残すことはできるだろうか。

あたしはできると思うわよ。ルチルの恋人のアンドロイド、チェリスは答える。
あたしたちが人間の手で造り出されたのはね。
人間の命の代わりだと思ってるのよ。


しかしチェリスは謎の襲撃者によって破壊されてしまう。
誰が何の目的なのかはわからない。
機能停止したチェリスは、別の人格を伴って再び目覚める。
彼女は、彼らアンドロイドの創始者だと語る。
どれかが壊れたときに覚醒するようにプログラムされていた。
これより、あのガラスの搭の正体と、君達の本当の任務を伝えると言う。

耳すま大好きだー!

うさぎけ書きたい。

一日2000字書くというノルマを課した。

実際は500字くらいだけど。





正座して座っていると、床の上で向こう脛がじんじん痛んだ。

「で、どうしてケンカになったんだ」

薄いガラスの四角い眼鏡の奥で、りんご兄ちゃんの目が、静かにこちらを見据えている。
滅多なことでは怒らない兄ちゃんだけど、今日は少しばかり厳しい目つきをしている。
黙って下を向いている俺。その隣で、悠兄ちゃんがそっぽを向いている。

「来地が、悠に掴みかかって言って、二人で取っ組み合いのケンカになったって?」
「俺悪くないもん。悠兄ちゃんからケンカ売ってきたんだ」
「手ぇ出してきたのはお前だろーが!」
窓ガラスが震えそうなくらいの勢いで、悠兄ちゃんが怒鳴る。
俺は唇を噛んで黙っている。
りんご兄ちゃんがじろりと悠兄ちゃんを睨む。

「二人のケンカする騒ぎと声が、店先にまで聞こえてきて、大変だったんだぞ。わかってるのか」

りんご兄ちゃんの後ろでは、辰巳兄ちゃんが、無言でこちらの様子を見ている。腕には、ノブナガを抱えていた。ピリピリした空気を敏感ひ察知しているのか、落ち着かない様子で、しきりに耳を動かしている。
二人が取っ組み合いのケンカになっているのを見つけて、店に出ているりんご兄ちゃんに、仲裁を頼みに行ったのは辰巳兄ちゃんだ。

「だって兄ちゃんが…」

言葉にしようとすると、悔しくてまた、じわりと涙が滲みそうになる。

子猫が死んでしまった。
雨の日に、弱っているところを見つけて、拾って帰ってきた猫だ。
最初はりんご兄ちゃんに怒られたけど、どうにか猫は元気になってくれた。
だけど、今朝、猫は冷たくなっていた。
やっぱり弱っていたのだろう。
庭にお墓を作っていたら。
悠兄ちゃんが、こんなことを呟いた。

「責任持って面倒みれないなら、最初から拾ってくるなよ」

猛烈に頭に来て、大ゲンカになった。

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