群青色のカケラ

オリジナル創作とか日常とかひとりごととか。

メイビィ

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メイビィのお話書きたい

メイビィのお話書きたい

ピスタはあるとき家族を殺されて屋敷に火をかけられていた。
メイビィは自分の火付けのせいだって思ってたけど、本当はどこかに裏の犯人がいるって知っている。
怪人二十一面相的な。

あいつは一体何が目的だったんだ。
ピスタのお屋敷が所有していた何らかの財産を奪うため。

@Kazae_es: @sousakuTL
メイビィはね、青いガーネットが入ってるガチョウがどこかにいないかわくわくして探し回ってるよ(ホームズを読んだらしい)
結局いないので、ちょっと荒みながら、マッチ売りの少女ごっこして遊ぶ。
わーごちそうよーうふふあはは。
#うちの子クリスマス







メイビィの挿絵っぽいもの。

紅茶のティーセットの話。


メイビィ書く!





「ねーピスタぁー、上等なお砂糖菓子がいっぱい手に入ったんでしょう?
その中で、うっかり欠けちゃって、旦那様にお出しできないお菓子とかあるでしょう?
そういうのでいいから、一つだけ味見させてくれないかなーー、ねーーお願いだってば」
「だめだよ。いつもそう言って、ティータイムのおこぼれをもらおうとするんだから、もう」

「これはこれはメイビィ嬢」
執事のクロック。
なんだろうこの笑顔は。
これは、裏に何かあるぞきっと。

「実は、大切なティーセットが、一部見つからなくなっている。奥様は盗難ではないかと嘆いていらっしゃる」
「使用人が盗んだっていうの?誰も持ち出すところを見てないんでしょう?」
「部屋は全部調べたし、隠せるところもない、使用人が犯人なはずない」
「それで、ピスタが疑われてるの…?」
「彼は、以前仕えていた屋敷で、錠開けを得意としていたらしいじゃないか。鍵のかかった戸棚でも簡単に手を出せる。疑わしいのはこいつしかいないだろう」
「馬鹿言いなさいよ、どうしてピスタが、こんなところでティーカップなんか欲しがるのよ、いいわ、見てなさい。あたしが、ティーカップの行方を探し出してみせるから」



「それで、あんな挑発的なこと言っちゃったの?
私達もね、疑われたくはないけど、でも大切なティーカップだから大変なのよ…」
「ティーセットが、全部で8揃いあるのね。少しずつ柄が違うのかな」
「縁の模様もちょっと違ってるの。奥に、先代の旦那様の絵があるから、そこに全部揃ってるところが描かれてるわ」
「なんであんな並べ方なのかしら…」
「え、そんなこと、考えたこともなかったわ。画家って、ほんのちょっとの花瓶の位置も気にして描くんでしょう。バランスがよかったのかしらね」



「わかったわ、この、8揃いのティーカップは、正しくはこの順番で並ぶのよ」
「順番?なんで、ティーセットが順番なんて関係あるの」
「この模様、よく見ると、何かに似てると思わない?」

ルルル、ルルル。
口ずさむ、短いメロディ。

「まさか…」
「そう。これは楽譜。
ティーセットが、音階を表しているのよ」
ここでこの絵に描かれてる並び方をもう一度見てみるわね。
無くなった3つのティーカップがこれ。
これを音階にすると…

ただ、あたしはちょっと気になっていることがあるの。
オルゴールに刻まれていた模様。
あれも音階記号を表している。
つまりあれは…。
「もういい、そこまでにしてくれないか」
唐突に口を挟んだのは、執事見習いのエディス。
「君が気づいていた通り、シーアは、先代の旦那様の子だ。
彼女のために残していた財産なんだ」
ティーセットが隠されていたのは、オルガン椅子の下。

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